そのドアを開けたらゾンビがいる

わかっているんだけどねぇ〜☆

Snarky PuppyのアンコールにChristian Scottが出た回でElena Pinderhughesがキメまくりでシビレた!!!

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Snarky Puppy - Marseille, France 26 July 2016

2016年のSnarky PuppyのフランスはマルセイユでのステージのアンコールにChristian Scottと彼のバンドからBraxton Cook、Elena Pinderhughesが飛び入りしていたのを最近知りました。その中でもフルート奏者のElena Pinderhughesがあまりにもカッコよくてもう繰りかえし見てしまいます。冒頭の動画はそのアンコール・シーンの1:24:30から再生開始します。まずは見てぶっとんで欲しい。

まだ再生ボタンを押していない方のために、僭越ながら写真と一緒に流れをご紹介しますね。

アンコールに選ばれた曲は「Ready Wednesday」。オープニングはこの曲の作曲者でもあるBill Lauranceのキーボードからスタートします。Snarky Puppyとしては『Tell Your Friends』に、本人のソロでは『Flint』にこの曲「Ready Wednesday」は収録されています。*1

この日のSnaky Puppyは9人編成。

ステージのファンキーさをより際だててくれるBob Lanzettiのカッティング・ギター。庵野秀明監督みたいな髭もじゃです。

しばらくするとリーダーのMichael Leagueに促されてBraxton Cook、Christian Scott、Elena Pinderhughesの3人が登場。そしてすぐさまBraxton Cookのソロが始まります。

ハリウッド・スターのようなハンサムなBraxton Cook。Butcher Brownとの『Braxton Cook Meets Butcher Brown』*2もソウルフルでとても良いです。BJ the Chicago Kidの「Church」をカバーするような趣向の持ち主で、ソロからもそれが伝わってきます。

サックスだけでなくシンガーもこなすBraxton Cook、もうすぐニューアルバム『Somewhere in Between』がリリースされるようです。先行リリースの2曲では彼のヴォーカルも聴けます。

ソロをとるBraxton Cookの後ろで微笑むElena Pinderhughes。大人しく自分の出番を待っていますが、もうすでにかわいい。

Braxton Cookのソロがおさまると、つぎは大将、Christian Scottです。

元々こういった音楽にのめり込んだきっかけのJazz The New Chapterシリーズ、1冊目のディスクレビューでもChristian Scott Atunde Adjuahが取りあげられていたし、3冊目の表紙裏が「Stretch Music」の真っ赤な広告でした。*3

この人の醸し出すふてぶてしさ、大将感のようなものがなんとも言えず好きです。Robert Glasperも大将感はあるのですが、この人はもっとストレートで口下手そうだし困らせたらぶん殴られそう、でもみんなに慕われていて、そんな妄想をしています。

なによりこの人は絵になる。トランペットのカッコよさに負けないふてぶてしさ、それがChristian Scottに初めに興味を持った点だと思います。強烈なインパクトがグイグイくるソロはそういうイメージ通りのパワーを感じます。

 

Braxton Cookのセクシーさ、Christian Scottのパワフルさと素人の私でも十分分かるくらい各々ステキなのですが、じわじわ盛りあがっていくムードがSnarky Puppyの「Lingus」の時のムードにどこか似ていてテンションの上昇が止まりません。

Christian Scottのソロが終わるとそれまで彼に呼応して散々ブチ上げていたバンドのハードな演奏の荒波にスルリとフルートの音色が登場。

 

そう、Elena Pinderhughesです。

 

ドラムのLamell Lewisもその耳を惹くフルートの音にハードな演奏からスッとなんともジェントルに音量を下げます。

ふだんあまり馴染みの無いフルート、素人考えでは物理的には他の楽器よりも音量が弱いんじゃないだろうかなんて考えてしまいますが、そんなことを払拭する存在感。爽やかな中にも芯を感じる音色。

それまでの勢いをすっかり忘れるかの様に一旦静寂まで持っていってからバンドと一緒にビルドアップされていくテンションがたまらない。パーカッションのMarcelo Woloskiも手を替え品を替え大活躍です。

光が宿るフルート。けっして他のソロに負けないパワーすら感じて、こんなに力強い表現も素晴らしい楽器だとは思ってなかったです、ごめんなさい。

トランペットにキーボードに大忙しのJustin Stantonも思わず「ヤベえ!」とふり返る。

メインテーマに戻ると、気づけばステージは12人の大所帯。

Christian Scottバンドの美男美女。大将に負けず劣らず絵になる2人です。

Snarky PuppyのChris Bullockはメガネクイッというズルい仕草を見せた。この人とトランペットのMike "Maz" Maherによる文化的香りがする掛合いも大好きです。

ラストは再びBill Lauranceが締めてアンコールも終了、リーダーのMichael Leagueの挨拶でステージは終了。

いやぁ、良いモノを見た。

 

Elena Pinderhughesの活躍はChristian Scottの最近のライブでよく見られますが、じっくり見れるオススメはやはりTiny Desk Concert。


Christian Scott aTunde Adjuah: NPR Music Tiny Desk Concert

Christian Scott出演回にはBraxton Cookもいますし、Butcher BrownのCorey Fonvilleがドラムを叩いています。個人的にはギターのDominic Minixのヒップスターな佇まいが好きです。

もうひとつ見逃せないのが、話題になったホワイトハウスの図書室で行われたTiny Desk Concert出張版のCommonの回。 


Common At The White House: NPR Music Tiny Desk Concert

場所も場所ならCommonの連れて来たメンバーもメンバーで、アルバム『Black America Again』での活躍で相性の良さは確約済みといえばそうなんですが、それでも目の前でCommonのもとにRobert GlasperをはじめKarriem Riggins、Keyon Harrold、Derrick Hodge、Bilalという*4凄腕たち勢揃いのバンドを(こんなシチュエーションで!)見るとグッと来ますよね。そんなメンバーに囲まれて大人しそうに佇むElena Pinderhughesのフルートが本当に良い。

ソロアルバムも製作してるっぽいのでそれも早く聴いてみたいです。

 

*1:

Tell Your Friend [日本語解説付き]

Tell Your Friend [日本語解説付き]

 
Flint

Flint

 

*2:

Braxton Cook Meets Butcher Brown

Braxton Cook Meets Butcher Brown

 

*3:

Jazz The New Chapter~ロバート・グラスパーから広がる現代ジャズの地平 (シンコー・ミュージックMOOK)

Jazz The New Chapter~ロバート・グラスパーから広がる現代ジャズの地平 (シンコー・ミュージックMOOK)

 
Jazz The New Chapter 3 (シンコー・ミュージックMOOK)

Jazz The New Chapter 3 (シンコー・ミュージックMOOK)

 

*4:

ARTSCIENCE

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Headnod Suite

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INTRODUCING

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