そのドアを開けたらゾンビがいる

わかっているんだけどねぇ〜☆

家で作る水出しコーヒーが予想以上に良かったから毎日作っている。

夏になればアイスコーヒーを飲む機会が増えます。それまではサーバーの中に氷を入れておき、普通のハンドドリップやエアロプレスで普段の2倍くらい濃いコーヒーを作って(あるいは通常の豆の量で落とすお湯の量を半分にする)サーバーの氷の上に落としてダイレクトに冷やす、という方法でずっとアイスコーヒーを飲んでいました。

ふと思い立ってこの水出しコーヒーを作れる、このiwakiのドリップコーヒーサーバを買ったのですが、想像以上に良くて毎日使うようになりました。

使い方は他の水出しコーヒーとだいたい同じでしょうが、ポイントは水の中にコーヒー豆を浸けて何時間というタイプではなく、サーバ上部に入れた水が中央のフィルター部にある挽いたコーヒー豆に1滴ずつ落ち、フィルター部を通過したコーヒーはそのまま下のサーバにたまった時点でコーヒー豆を浸さないことでしょうか?

ハンドドリップで淹れる状態に近く、豆の種類や量、豆を挽く細かさが一定であれば、常にほぼ同じ状態のコーヒーを落としてくれるという所が大いに気に入りました。

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公称ではだいたい2時間くらいで約450mlの水が豆を通過してサーバに落ちます。いつも夜に冷蔵庫に入れてしまうので、実際にどれくらいかかってるかをちゃんと計ったことはありません。

使用する豆の量は40gです。豆と水の関係はだいたい95g/lといったところでしょうか。普段ホットコーヒーは65g/lで淹れる(豆15gに対してお湯は231ml程度)ので、だいたい1.5倍くらいは濃い目の分量で淹れていることにはなります。

しかし味が濃くなるというイメージはなくて、他の水出しコーヒー同様、柔らかなイメージのコーヒーが飲めます。お湯ではなく水で淹れることでカフェインや苦味に繋がる成分が出づらい状態ができるらしく、パンチのある味ではない独特な優しさになるようです。

想像以上に香りがしっかり出てくれて、まだそれほどいろんな豆で試したわけではないですが、一度飲んだら忘れられないArise Coffee Roastersのドミニカ・プリンセサや、先日はじめておじゃましたGLITCH COFFEE&ROASTERSでオススメしてもらったエチオピア・イルガチェフェのアリチャのような豆の持つ甘い香りもちゃんと出してくれて、いちごのように甘い香りでまろやかなアイスコーヒーを朝から楽しめます。Nozy Coffeeでオススメしてもらったブラジル・タペラも水出しで淹れると甘くないシロップのような舌触りになってなんともまろやかに飲みやすいアイスコーヒーになりました。

 

朝に飲むアイスコーヒーを夜の間にゴリゴリと豆を挽いてセットして作っておくというのが早くも習慣化しつつあります。そのうち温めてホットコーヒーとして飲むというのもやってみたい。

 

ポーレックス セラミック コーヒーミル ミニ

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