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そのドアを開けたらゾンビがいる

わかっているんだけどねぇ〜☆

誰かと誰かがつながるとき、やっぱり決め手は「熱量のバランス」

雑記 音楽
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これ読みまして、直接的には関係ないものの、最近身の回りにあったものごととスッとリンクしたのでちょっとメモ。(言い回しが古いですね)

hase0831.hatenablog.jp

 

先日『WILD STYLE』をシネマライズで観てきました。

 


『ワイルド・スタイル』映画オリジナル予告編 - YouTube

 

1983年に公開され、Nas,Public Enemy,Beastie Boysなどなど、影響を受けたと公言するアーティストは数知れず。DJ/ラップ/ブレイクダンス/グラフィティ・アートからなる「HIPHOPカルチャー」を全世界に広めるきっかけとなった伝説の映画『ワイルド・スタイル』。

1982年のニューヨーク、サウス・ブロンクスを舞台に、アンダーグラウンドの世界で自由に描くことと、仕事として華やかな表舞台で描くことの選択に思い悩むグラフィティ・ライターを描く。実際のグラフィティ・ライターやダンサー、DJ、ラッパーなどのアーティストが多数出演し、ヒップホップというムーブメントが生まれる瞬間を鮮明に伝えた金字塔的作品!

映画『ワイルド・スタイル』公式サイト

 

まさに「クラシック」という感じの映画なので、HIP HOPの息吹を、歴史を知りたい!っていう人以外にどんな人が観るんだろう、なんてことをちょっと思いながら観ていました。ボクは「コーエン兄弟が『オデュッセイア』を原案としてるなら読むか!」とまではいきませんが、わりと「知らないよりは知っていたほうがオモロいことは知っておきたい派」なんで、ルーツ巡りだったり時代背景を知ったりそういうこと大好きで、そういう人にこそ勧めたい映画だなと思いました。あと、UPLINKとPARCOが作ったパンフレットのデザインが本当に良かったので、それだけでも買いに行こう!

 

https://instagram.com/p/00MnV4At4P/

うわーーー!!!シールかと思ったらこのバーコードのとこ、印刷されてた!!!ヤバい!!!!!

 

閑話休題

この映画の歴史的価値みたいなものの大きな一つに、DJ/ラップ/ブレイクダンス/グラフィティアートを一括りに「ヒップホップカルチャー」として紹介して結果定着させた、というとても強大な影響があげられます。はじめは音とダンスやアートがそこまで密接に意識的に結びついてはいなかったというのも、今となっては驚きです。撮影開始時なんてまだ「HIP HOP」という言葉すら生まれる前!たまたまその時期、そのエリアにいた/あったヤバいヤツらをまとめて紹介しちゃえ!という最終判断にいたったのは、おそらく同じくらいの熱量でひかれあうものだったんだろう、と勝手に想像します。監督が発見した時の(初期の)ブレイクダンスジェームズ・ブラウンの『ソウル・パワー』をバックに踊っていたといいますし。

 


james brown soul power - YouTube

 

ネットがある時代ではないですからやはり場の力は大きく、たとえばグラフィティアートのヤバいヤツらやブレイクダンスのスゴいヤツらが地元のクラブでDJがジャグリングでキープするリズムの上でラップするラッパーのライブを聴いて酒を飲む、みたいなことは自然にあったでしょうし、そもそも監督のチャーリー・エーハンだって、アートの勉強のためにそのエリアに移住したカンフー映画ファンですよ(この映画の前に芸術的護身術という意味の他タイトルのカンフー映画撮ってる)。

そういう偶発的要素が多い状況を、惹かれ合う熱量が一気にパッケージングした。

Takeを期待した、なんかオモロい人紹介してくれない?じゃなく、こんなヤバいやついるんだけどちょっと会ってみてよ!ぜったい合うと思うから!っていう興奮の共有欲みたいなものだったから、こういう魔法のようなことっておきたんじゃないかな、そうであって欲しいな、なんて思います。

 

ちなみに、個人的に『WILD STYLE』的興奮にもしかしたら近いんじゃないか?と映画を観てる時にアタマから離れなかったのが「Shin-Juke Vol.2」のことでした。

 

shinjuku LOFT presents SHIN-JUKE vol.2 〜CRZKNY×Satanicpornocultshop double release party〜〜 – LOFT PROJECT SCHEDULE

 

1回目は予定があって行けず悔しい思いをしたので満を持して遊びに行った第2回、「Juke」というコトバがタイトルに付いているものの、そこに集まった音楽はJuke/Footworkだけでなく、かといって音が似てる/ジャンルが近いってわけでもなく、オーガナイザーであるLoftの望月さんが感じた熱量のニアリーイコールな人たちみたいなのが大集合したと思っています。これは出演者だけじゃなく、お客さんとして遊びに行っていた人もその熱量に含まれると思っていて、のちにパーティーを主催したり、音源をリリースしたり、アートワークとかTシャツのデザインして出したりしてる人も沢山いたみたいで、「あの時、ボクもいましたよ!」みたいな話を何度もしているような気がする。

でも、これも誰かに紹介してもらうというより、ボクの好きはこれだ!って湯気出てる人同士が気づいたら一緒に遊んでるような感じで、その過程で誰かと誰かを繋ぐことは多少なりとも発生していると思うけれど、そこには音楽・場の好みというよりかは楽しみ方が似ていたり、フットワーク感が近かったり、やはり熱量がキーになっているんじゃないだろうか。

でも、よし今日はなにか生まれるぞ!って意気込んでいくわけじゃなく、ただただ楽しみにしているから出向くわけであって、いざ行ってみたらヤバくて「オイ!誰か音楽かけろ音楽⤴︎(声:窪塚洋介)」ってテンションになるわけですね。

そこに行くか行かないか、それを聴くか聴かないか、観るか観ないか、知ろうとするかしないか、っていう大きな分岐点を乗り越える貪欲さみたいなものは、ついついダラダラとして鈍くなりがちだし(よく痛感します)、出来れば研ぎ澄ましておきたい。それと同じように紹介してもらうことをイージーに求めるよりも(これやっちゃうとあとで相当な自己嫌悪に陥りますよね)、紹介したくなる人でありたいな、と実はこのとりとめのない文章で言いたかったことはたったそれだけなんですよビックリ。

 

ハナシタイコト prod.ヱスケー / ディジー from K.H.BROTHERS on Vimeo.

 

 

チャーリー・エーハンのワイルドスタイル外伝(DVD付き)

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